マイナンバーカードを健康保険証として登録しよう
健康保険証の申請に必要なもの
マイナンバーカードを健康保険証として使うためには、初回のみ「健康保険証利用登録」という手続きが必要です。登録はスマートフォンやパソコンから行えるほか、医療機関・薬局の窓口やセブン銀行ATMでも行うことができます。事前に次のものを準備しておきましょう。
- マイナンバーカード
- 利用者証明用電子証明書の暗証番号(数字4ケタ)
- インターネットに接続できるスマートフォン(マイナポータルアプリを利用)またはパソコン+ICカードリーダー
- (スマホやパソコンが難しい場合)顔認証付きカードリーダーがある医療機関・薬局、またはセブン銀行ATMの利用も可
暗証番号は、マイナンバーカードを受け取る際に設定した4ケタの数字です。連続して間違えるとロックがかかり、市区町村窓口での解除が必要になるため、事前にメモや控えを確認してから手続きを始めると安心です。
健康保険証としての申請手続き
マイナンバーカードを健康保険証として使うための登録方法は、主に次の3つがあります。
- スマートフォンやパソコンでマイナポータルから登録する方法
- 医療機関・薬局の顔認証付きカードリーダーから登録する方法
- セブン銀行ATMから登録する方法
ここでは、多くの人が利用しやすい「スマホからマイナポータルを使って登録する方法」の流れを中心に紹介します。全体としては、以前より手順が簡素になっており、登録が完了すればその場から健康保険証として利用できるようになります。
- スマートフォンに「マイナポータルアプリ」をインストールまたは最新バージョンにアップデートします。
- アプリを開き、「ログイン」ボタンからマイナンバーカードを使ってログインします。
- トップ画面またはメニューから「健康保険証」や「マイナンバーカードを健康保険証として利用する」といった項目を選びます。
- 案内に従って利用規約を確認し、内容を読んだら「同意する」などのボタンを押します。
- 「マイナンバーカードを健康保険証として利用する」にチェックを入れ、「登録」ボタンを押します。
- 利用者証明用電子証明書の暗証番号(4ケタ)を入力し、マイナンバーカードをスマホで読み取ります(対応機種の場合)。
- 読み取りが完了すると、登録結果が表示されます。「健康保険証利用登録が完了しました」のような表示が出れば手続きは完了です。
パソコンから行う場合も基本的な流れは同じです。マイナポータルのサイトにアクセスしてログインし、「マイナンバーカードを健康保険証として利用する」にチェックを入れて登録します。カードの読み取りにはICカードリーダーが必要です。
スマホやパソコンの操作に不安がある場合は、医療機関や薬局の窓口に設置された顔認証付きカードリーダーから登録することもできます。その場合は、窓口で「マイナ保険証の登録をしたい」と伝え、端末にマイナンバーカードを置いて画面の案内に従って操作します。また、全国のセブン銀行ATMでも、画面の指示に従ってマイナンバーカードを挿入・操作することで登録が可能です。
一度登録が完了すれば、その後は医療機関や薬局の窓口に設置されたカードリーダーにマイナンバーカードをかざすだけで、健康保険証として利用できます。2025年以降は、マイナ保険証に対応した医療機関・薬局も増えており、スマートフォンにマイナ保険証を搭載して使う方法も順次広がっています。自分の生活スタイルに合った方法で、早めに登録を済ませておくと安心です。
